ゴオウ・牛黄の効果について

 

ゴオウ(牛黄)とは、牛の胆嚢、もしくは胆嚢の中に生じた結石を取り出して乾燥させたものです。胆嚢と言っても、牛一頭からとれる量は限られています。また結石とは病気で発生した4センチぐらいの医師上のものですから、あまり手に入らず、古くから効果で貴重なものとして取り扱われてきました。

 

古代の生薬についての書物でも、上薬としてあつかわれており、「久しく服用すれば身を軽くし、歳をまし、人をして忘れたらしむ」と書いてあるほどで、共振や解熱、解毒剤としても、古代より高額な値段で取引されてきたようです。

 

この牛黄を生薬的に調べてみると、赤血球を増殖し、気分を落ち着かせるとともに、解熱や共振に作用するだけでなく、血管を収縮し、血圧を上昇させる一方で、逆に血圧を硬化させるという作用も報告されています。

 

つまり、心臓を若干ながら興奮させながら、それでいて血圧を抑えることで、心臓を強くしていくのです。

 

精力の観点から見れば、勃起させるためにも血液の循環下必要不可欠ですので、心臓を強くし、働きを良くすることはとても大切なことです。

 

また、牛黄には胆汁の分泌を促進する作用もありますので、内臓の働きを活発にし、ひいては性機能を順調に働かせることにもなるのです。

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